ウインドアート出版　Wind Art Publisher

岡田宏「神殿の夜明け」（楽譜）

岡田宏「神殿の夜明け」（楽譜）
岡田宏「神殿の夜明け」（楽譜）
仕様	レンタル譜

岡田宏「神殿の夜明け」（レンタル譜）

■レンタル価格：20,000円（税抜）

■グレード：2

■演奏時間：約7分

■最低必要演奏人数：19人　

※参考音源（MIDI）はウインドアート出版ＨＰをご参考ください。

■楽器編成
Flute1-2
Oboe
Basoon
Clarinet in Bb 1-2
Alto Sax/Tenor Sax/Baritone Sax

Trumpet in Bb1-2/Horn in F
Trombone/Euphonium/Tuba
St.bass

Percussion 1- 2
使用打楽器：Timpani,Glockenspiel,Crash Cymbals,Xylophone,Suspended Cymbal,Claves,Triangle,Snare Drum,Tambourine

＜作品解説＞
この曲は、作曲中にタイトルが直感的にひらめきました。皆さんそれぞれのイメージで神殿を思い浮かべてください。その神殿に朝日が差し込んで、昼に向かい、やがて夕暮れに向かっていくという移り変わりがこの曲に表現されていると理解していただいて結構だと思います。それでは、この曲の奥深く込められた作曲者の意図は何であったのか。宗教によっては人間を「神の霊の宿る神殿」という捉え方をしています。そう捉えると、この「夜明け」というのは人の一生の中での「最大の転機」ということができます。「よい方向へ向かっていく」転機をイメージして作られたことは言うまでもありません。昨今の世の中の暗いニュースが多く流れる中、1人1人が生き生きと人生を全うしていくよい転機があることを祈りつつ作られた曲として、気持ちを1つにして演奏していただければ幸いです。

＜演奏のポイント＞
　オープニング～明るく輝かしいファンファーレ。ダイナミクスに注意して、あまり力を入れすぎずに、よく鳴るポイントを探しましょう。
　13小節目～重くならないように。メロディーはほどよく歌って。
　43小節目～メロディーを中心にピッチをよくそろえて。　
　67小節目～メロディーと全体とのバランスを考えて。
　112小節目～P(ピアノ)でもクリアに発音しましょう。
　121小節目～調性、メロディー楽器が代わります。重くならないように。メロディーはほどよく歌って。
　135小節目～調性、メロディー楽器が代わります。メロディーを中心にピッチをよくそろえて。
　155小節目～小編成でも重厚感をもって演奏してください。

＜人数について＞
19人で演奏できるように書いてありますが、クラリネットはできれば複数いた方が安定するでしょう。また、打楽器の数が多いので、3人で分けるという手もあります。その他、柔軟に対応していただき、1人1人が楽しく演奏してもらえることを願っています。（岡田宏）